人気ブログランキング |

■ 2019年5月27日 第2回 団体交渉 A.A.さんの業務量は外部コンサルに依頼、一般論です?


20190527日 16:00から 前回と同様に「森永ヴィレッジ 三田 貸会議室」にて第2回団体交渉が行われました。

アボット側ではさらに桃尾・松尾・難波法律事務所 三谷弁護士が参加してきました。

労使交渉において代理人と称する弁護士を追加し、組合との交渉に臨む姿勢は甚だ誠実な会社の意思とは思えません。


アボット:I.T人事部長、人事部/ADC事業部人事担当 K.K氏、プラム総合法律事務所 梅澤弁護士、

桃尾・松尾・難波法律事務所 三谷弁護士

組合: 東京組合書記長 志賀、同書記次長 加藤、当該組合員A.A.G.Y組合員 の計8名で行われました。


組合:

59日付けの要求書でA.A.さんのポジションの仕事量を「会社が委託し第三者としてのコンサルタントの結果だ」と主張されたのでその調査資料開示を求めている。その結果、会社は「解答はない」という話だが正式に回答を求める。」

アボット梅澤弁護士:

「たぶん、ここ誤解があってですね。業務量について、コンサルみたいなものは、入れていないです。そこは、たぶん前回その業務量とか調査する場合にコンサルを入れることもある。という一般論に言及したことがあると思うんですけれども、実際本件で、コンサルが入って、その業務量はこれですねとかですね、その業務量についてあのぉ、存続が必要ですね、不要ですねというようなアドバイスを受けたことはありませんので....これはちょっと資料がないので開示できない。」


組合:

「今回業務量はどのように判断したのか?」

アボット梅澤弁護士:

「それは、あのぉ、A.Aさんの上長の....E.Mさんでしたっけ?」

I.T.人事部長:

「まぁ、そうですねぇ....まぁ、上の上になりますけれども、E.Mと、まぁ、アジアパックのえっと、人間....まぁ、アジアの本社のほうで、実際ディスカッションさせていただいたうえで、まぁ、いま現時点において日本にK.Jという、A.Aさんの上長がいますけれども、その者も含めたうえで、え~まぁ、決定しました。」


組合:いつのことか?

梅澤弁護士

「それはもう回答済みで、2月ぐらいって回答してませんでしたっけ?この日に、調査をしてというかヒアリングをして、その日にバシッと決めたというものではなくて。」

組合:

「会議をしているはずだが記録はないのか?」

梅澤弁護士:

「まぁ、その業務の業務フロー上そういうですねぇ、あのぉ、明確な会議体をもってやる場合とそうではなくて、マネージメント同士がですね、口頭で~電話会議なりなんなりで、協議するやり方といろいろありますので、必ずこういう場を設けて、緻密に議論してっていうわけではありませんのでですね、そういう意味では特定は難しいと思います。この通り決めますって。

会社が自身のその社内にある業務にある業務量を評価する際に、どういうふうな形でですね、それをモニタリングして評価するかはその会社の裁量にゆだねられていると思うので、ですので、必ずしも御組合がおっしゃるようなやり方で、あのぉ、一定期間モニタリングをおいて、明確な水準を設けてとか、そういうことはしていないですね。」


結局は前回の団体交渉では外部コンサルとユニオンに“客観的な立場でA.A.さんのポジションがなくなる”と言っていたにもかかわらず、今回の団体交渉の回答では反転。

E.M氏とC.T氏」が恣意的な判断に基づきポジションをクローズにすると決定したのではという疑念を持たせます。

また会社の決定において記録がない・・・会社として組織が機能していないのではないでしょうか?アボットジャパンのガバナンスが心配です。

ユニオンとの団体交渉の場で不誠実な言動を行うことは由々しき問題です。

また、日本のADCの責任者であるE.M氏と旧責任者キャサリーン氏はA.A.さんが「倫理に基づき不正支払いという真実を通報した」ことに何か不都合があったのでしょうか?

またそれを擁護する会社に「コンプライアンス遵守」という言葉はそぐわないのではないでしょうか?

しどろもどろになる会社弁護士の話の後、結局I.T本部長がユニオンに業務量はどのようにして決めたかを会社に戻り、確認し回答することを約束しました。


組合:

「もうひとつ質問します。20187月にA.Aさんはアボットでこのポジションで勤務を開始しています。その後5か月後にそのポジションがなくなる、理由は仕事量が少ないなぜ5か月で仕事がなくなるのかが不明である。時系列で行動と会社の団体交渉での言動に全く整合性がない。」

梅澤弁護士:

「細かいところで、あのぉちょっとわたしの知る限りのところでないので、なかなか明確に責任ある立場としてお答えできないというところが正直なところです。数値化とか、納得できるような根拠を出せですとか、そういったこと自体がですね、ナンセンスだと思うんですよ。」


ユニオン:

E.M.氏が会社の戦略を仙台の会議で発表した場には現在団体交渉に出席しているK.K人事担当も同席していた。I.T人事本部長も同席していた。それなのに会社側の弁護士にそのように伝えること自体代理人に対して失礼なのではないかとお気の毒に思えます。ポジションの業務量がないという根拠を示してほしい。」

梅澤弁護士:

「実際現時点として会社としては、そのポジションが消滅させたことによって業務上支障が生じている事態ということは発生していないと認識しています。」

ユニオン:

「現在、業務量がないといっているがCRMの中のプロジェクトで、リブレビューという業務があるがそれが遅れている。」

アボットADC人事担当K.K.氏:

「遅れていないと思います。

私が聞いた時点では、一部、ローンチをする予定であったと、もしかしたらA.Aさんの方が詳しくご存知かもしれませんけれども、え~もともとその導入をする施設自体限られますよね?もともと日本では、まぁネットワークがしっかりしていると入れられるとそこがボトムであり、いろんなネックになっていて、ここまでのタイミングになっていますと・・・。なので、フルローンチするにもいつになるのかっていうのも正直わからないし、まぁ今月の予定もしていて、そういったものに関しても一部でしか、入れられない。やっぱりパイロットみたいな形でしか、できないって聞いているんですね。なので、あのおリブレビューがまぁ今月遅れているかもしれないんですけれども....


*実際は、E.M.氏の現場との距離のある判断によって遅延している状況であることを人事担当シニアスペシャリストは理解しているかどうかが甚だ疑問である。


梅澤弁護士:

「支障がないといった 言葉は....それは謝ります。今のK.Kさんのご説明って結局はえ~ローンチが遅れているのかもしれないですけれども、その送れているものとは別に、え~専属の担当いるかいないかの問題ではなくて、そもそもその対象となる、病院が選別に時間がかかっていると。とそういう、あのぉ、外的要因に基づく遅延なのかもしれないとこちらは考えております。っていうかそういう風に聞いていますので、遅れているから人材が足りていないんだとかですね、専属担当を置くべきなんだというのはおかしい。だから、あのぉ、ちょっと腑に落ちない。」

I.T.本部長:

「あのぉ、いや、その実際のパフォーマンスがミートしているかしていないかっていうのは、まぁ言うなれば、そのE.MなりK.Jなりでシンガポールの本社なり、困ったなと思うか思わないか。ただ、そこだと思うんですね。ゴールは常に変更するものなので、最初はそれもてるかもしれないので、結果的に、そこはその経営陣たちが、こまっちゃったな、やっぱりいるねっていうお話に戻りますけれども、あのそこの判断なんだと思います。ただ、遅れても困らないというのであれば、それはおそらくはなんていうんでしょう。まぁ、問題はない。人材の問題ではないというとことです。

一応ちょっと彼らへの確認とemailのチェックとかさせていただいて、返答させていただいたほうがよろしいと思います。またなんか、ここでね、あのぉ、ちょっと違ってましたというのも失礼になりますのでね。」


ユニオン:

I.T人事本部長に人事権があるのかないのかをクリアにしてほしい。」

梅澤弁護士:

「例えば、この人は優秀だから、まぁ昇格させよう。もしくはこっちの事業部のところに異動しようとかその権力的なのは私にあるかというという質問ですか?

我々の組織階というのは、基本的に事業部形式ですので、じゃあ、最終決定権が私にあるかというと他の事業部に対し、あの、インフルエンストいうか、まぁ影響させることはできますけれども、最終権限っていうとちょっと違うかな....という風には思いますけれども、ただ、えっと....その意味合いによるというところですかね、配転の可否っていうところが、現時点で争点の一番の主論ですので、その配転の可否を決定する権限は、あるという風にご理解いただければそれでよろしいと思いますけれどもね。」

今回のA.Aさんのポジションクローズに関して、もうアジアパシフィックとかグローバルまで決定しちゃったら日本法人は何も言えないっていう....あのまぁ、出資者ですからね。当然のように出資者がえっと合意しないとなかなか動けないのは事実だと思います。正直なところ。出資者っていうのは、あのぉ、株主というかそういう意味です。A.A.さんの配置に関しての人事権は私が責任をもっておるというご理解でよろしいかと思います。」


ユニオン:

「配転先の品質管理部門ですがなぜ、配置転換を決めたのか?」

I.T.本部長:

「マーケティングから品質管理、マーケティングから薬事、逆もしかりですけれども、そこで成功している事例もいくつかあります。私もヘルスケア事業に15年以上いますけど、実際に見てきていますので、まずそれがまず一つ。で、二つ目にあのぉ、当時からQAというのはすごく非常に難しいといいますか、あのぉ、人員不足と言いますか、まぁ人が足りないというのがありまして、で、そこがあの二つ。で、三つ目に将来的ラベリング、今実は、先週ですかねそのラベリングの大きな変更のプロジェクトというのが、日本は非常に重要になります。

A.A.さんの能力を評価しています。実際にセールスから品質管理、品質管理から別の部署、少なくともアボットの中でもいろいろなそのぉ、業務の変更は多々あり・・・A.A.さんにおいてこれは降格ではないところを理解していただいた上でまぁ、今後の機会含めて、我々としてはそこ、人手不足というのがそこの薬事関連QAのところと営業なのかなというふうに思うんですけど、営業と品質管理のどちらかというと、私はA.Aさんに品質管理をお勧めしている。」


A.A.さんの能力を評価していると言及したにもかかわらず前回の業績評価の値は著しく低かった・・・それは恣意的な行為なのであろうか?疑問が残ります。

ユニオン:

「もともとそういう知識もない人に対して、教育・訓練の計画はあるのか?チーム構成は?」

I.T.人事本部長:

3か月プランみたいなことを含めて。人事ではこの件についてはまだ決定していない。我々の方で、あのぉA.Aさんが自信つけられるような形で、やらさせていただこうと思います。。外部の勉強会なんかもありますし。実際、品質管理で、働いているのはチームで2名」

ユニオン:

「品質管理課は三田本社と松戸事業所の2か所だと聞いていているが、一人ずつという事か?」

I.T.人事本部長:

「スタッフ関連の人は松戸事業所です。」

ユニオン:

ADC人事担当のK.K.氏に質問したい。人事担当として実際に品質管理責任者と話をしていると思うが未経験者の扱いは?」

K.K.氏:

「えっとぉ、まぁ、具体的なところというのは先ほどI.Tさんが言った通り、オンボーディングプランをしっかりとしてっていうのが、具体的に考えていますけれども、え~このラベリングのお仕事そのものは、あのぉ、まぁ未経験の方でも、やっていただけるようなお仕事の内容だというふうに私は聞いています。なのであの、チームのサポートですとか、もちろん上司のサポートを受けながら、やっていただき開始していただこうと思っています。」

ユニオン:

「未経験でも大丈夫だから安心して来てくださいといっているのか?」

K.K.氏:

「そうですね。あのぉ、はい、経験的には、はい、経験がQAの業務経験がないかたでもやっていただけますと」

ユニオン:

「念を押しますがそれは本当か?」

K.K氏:

「もちろん本当です・・・・・。何もしなくてもさくっとできる人の方があのぉ、なんていうんでしょう。好ましい。

と思っているのは認識しています。ただ、だからと言って既存にいる可能性がある人のポジションを私は人事として優先したいと思っていますので、実際まぁ上司から言うともう何もしなくてもさくっとやっちゃってくれる人の方が楽ではありますけれども、そこをチャレンジしないっていうところに関しては、我々のほうであのぉ、そのオンボーディングっていうのを一緒に作ってその部署の自信とA.Aさん自身のなんていうんでしょうか、成功できるビジョンができるような形で作っていけるような形になるのではないかと思っています。」


アボットジャパンの現場のみなさん、これは真実でしょうか?

ユニオン:

「具体的には誰がA.A.さんに教育、OJTするのか?」

K.K.氏:

「いま、2人しかいなくて....2人プラス三田本社の責任者もそうですし、えっとぉ、当然のように必要であれば、他の事業部の人に学びに行くもしかり、それは我々の方で....工夫して・・・やるしかないんじゃないですかね?」

ユニオン:

「多忙部署に未経験者が入り、上長が了承、現場の労働者は作業効率、業務負担やモチベーションが下がる。」

会社:

「会社ができるのは、できる配慮としては今申し上げた通り新しい分野に飛び込んでいく以上サポートとしてできることを上長の人と交えながら、こういうチーム体制でこうするとか、そういった仕組みを作ることはできると思いますけれども」


ユニオン:

「せっかく三谷弁護士が同席しているので伺うが。不祥事の調査依頼先弁護士は三谷弁護士ですね?」

三谷弁護士:

A.A氏からの情報提供を無視したことはなく、同氏から提供された情報は必要な範囲で受理しています。これは係争(裁判)になっているので、その論議事項にかかることなので、そんなにあのぉ、つまびらかにできないこともありますけれども、少なくとも、A.Aさんが会社に申告した時点で事実を認識・把握していた。そのA.Aさんの、申告を無視して何も対応しなかったっていうのは語弊があるのかなと....すでに対応していたというのが事実なので....反論書面を出す予定になっていますので、そこを見ていただいた方が。」


<休憩>


梅澤弁護士:

「じゃあ、先ほどの続きで....会社としては今回の不祥事、小さい問題ではないので、別ルートで状況を踏まえてどう対応しようかと検討していた状況だと思うんですよ。A.A.さんが申告されたのであれば慎重に対応しなくてはいけない事項なので、ある程度抽象的な対応にならざる負えない、、その時点では....で、その対応についてあるべき対応だと思われなかったというふうにご指摘されるのはそれはや無負えないかなと思うんですが、何かそこにあの、不当な例えばもみ消すとか、その情報を受理しないですとか、そういういう、不当な動機ですとか、目的みたいなものは特にない。

そのあとやっぱり、その三谷先生とかに入っていただいて、調査員会を立ち上げてですね、しっかりと調査して、開始していますし、その調査の中で、情報提供者であるA.Aさんからも、しっかりとお話をおききしていますし、その一連の流れを見ると最初の初動のところで確かにご満足いく対応をしていなかったのかもしれないですけれども、それをもって会社がおかしなことをしたんだっていうとちょっと困っちゃうなと。という話だと思うんです。」


ユニオン:

「一般的には、会社には内部通報窓口があり、内部通報、ハラスメント等プロセスがある。アボットは実際の内部通報、実際通報されて、どういう手順を踏んでどうするという内部通報の対応マニュアル、基準書などのプロセスを含めた規定はあるのか?」

梅澤弁護士:

「オリエンテーションで、、そこで対応しているんだと思います。コンプライアンスのチームが....社員に対し、かつ、あのぉまぁポスター、コンプライアンスポスターと、スピークアップっていう形でおいてあるんですけれども、基本やっぱり第三者でなければいけないところで、えっと、電話番号その、第三者のスピークアップの電話番号および、のところがそこに書かれてそちらのほうに通報していただくと、いうことがまぁ、一般的。」


ユニオン:

「電話番号にかけたときに受けるのは外部業者か?」

梅澤弁護士:

「グローバルで一括管理しておるチームがいまして....日本にはないですね。」

ユニオン:

ADC人事担当K.K.氏が内部通報の所属の窓口か?」

梅澤弁護士:

Speak Upってことですか? 我々も、そのぉ、そのまぁコンプライアンスのなかに、そういうチームがあって、そこで、エリアで、えっと、システムの中に入って、で、えっと....適切にシェアされて、そこで....そこから調査が開始されて、必要であれば調査が入るっていう形ですね。」

ユニオン:

「電話を掛けた後に調査になるまでのフローチャートなどはないのか?」

梅澤弁護士:

「じゃあ、そこも含めて確認させていただいてよろしいですか?コンプライアンスと....

ユニオン:

「内部通報のガバナンスのプロセスを明確にせよ。」

梅澤弁護士:

「はい。わかりました。」

ユニオン:

A.A.さんはその窓口に12月に電話しているのでその後どうなっているのかを明確にされたい。

会社では日本語で相談できるという事だったが電話をしたらしたら中国人のような方が対応し、日本語が全く通じない方だった。

制度があるといっても全く体裁をなしていない。就業規則にも書いていない。会社の指定しているところに相談しても対応してもらえない不信感は大きい。」


梅澤弁護士:

「調査の協力には、お礼をいうべきかもしれないですね。A.A.さんは“自分でこんなの見つけちゃった大変って思い”で、会社に言っているから、そこはちょっと違うの。

そこは訴訟のところでまぁ、たぶんここで、言った言わないっていう話になるのは、たぶんお互いにとってあんまり得策ではないので、一旦書面で返すことにさせていただければと思います。」


組合:

「内部通報制度が機能していれば問題にならなかったのでは?」

梅澤弁護士:

「機能していないっていわれてしまうのは心外でして、申し上げた通り、調査は開始していますし、十分な調査をしたうえで、本件についてはしかるべき処理をしているので....。あのぉ、非常に難しい課題だとは思います。なので、それ以上はおそらく訴訟の方で


団体交渉と訴訟は全く異なることであり、なんでも訴訟で訴訟でというのは団体交渉において非常に不誠実な行為である。

労使の直接対話で職場での問題を解決することが団体交渉の目的の一つである。

このような対応にユニオンでもさまざまな活動展開をしていきたい。



by Abbott1219 | 2019-05-14 14:58 | Comments(0)

お問い合わせは東京ユニオンへ